ワインとチーズのマリアージュ!相性の法則を覚えよう
クリーミーなチーズにはコクのある白ワイン
チーズと一緒に飲む飲み物と言えば?と聞かれたら、特段ワインに詳しくない人でも、「まあ、ワインだよね」と答えるのではないでしょうか。
ワイン通ではない人もここは認めざるを得ず、となれば、ワイン通であれば、チーズとワインのマリアージュは絶対に無視できないものとなるはずです。
ただ、ワインであればどんなチーズにも合うというわけではありません。
ここにも当然のように法則や、先人が見つけ出した相性の良さというものがあるのです。
例えば、”クリーミーなチーズを食べるのであれば、コクのある白ワインを飲む”、これが基本。
クリーミーなチーズとは、いわゆるフレッシュタイプと呼ばれるようなもの。
クリームチーズやカッテージチーズ、マスカルポーネやモッツァレラなどがこれに該当しますね。
これらには、シャルドネで作られた白ワインがよく合います。
白ワイン系のスパークリングワインも、これらにはとても相性がいいので、一緒に試してみるのもいいかもしれません。
日本人が好むチーズは、だいたいこのクリーミー系でしょう。
子供でも食べられるような軽めのチーズと一緒に楽しむのであれば、白ワインを選んでおけば間違いありません。
脂肪分が高い・塩味の強いチーズには渋めの赤ワイン
チーズには、「白カビタイプ」や「ウォッシュタイプ」と呼ばれるような、脂肪分が高く濃厚なチーズ、あるいは塩味の強いチーズがありますが、これらは白ワインよりも赤ワインの方が相性がいいでしょう。
チーズによってはコクの強い白ワインでも合う場合がありますが、まずは赤ワインを試してもらいたいところ。
白カビタイプのチーズで代表的なのは、カマンベールですね。
ブリーチーズなども脂肪分が高いので、渋みのある赤ワインがよく合うと感じるはず。
白ワインが合わないわけではないですが、白カビそのもののクセが強くしっかりと主張してくるため、白ワインでは負けてしまう恐れがあります。
マリアージュを考えれば、やっぱり渋みを持つ赤ワインがいいのではないでしょうか。
ウォッシュタイプというのは、エポワスやモンドールなどのチーズのこと。中はクリーミーなんですけど塩味が効いているので、これは白ワインだと合わせるのが難しいでしょう。
よほど主張の強い白ワインでなければ、ウォッシュタイプのチーズとの調和は取れません。
このウォッシュタイプのチーズは匂いも若干クセがあるので、やはり赤ワインがベストな選択となるはずです。
よくわからなければ赤ワインがおすすめ
チーズを大まかに分類して相性の良いワインを紹介しましたが、これらはあくまでも目安です。
同じカテゴリに含まれるチーズの中にも、クセやコク、脂肪分や塩味の程度は異なりますし、それによって相性の良いワインも違ってくるでしょう。
もしよくわからなければ、赤ワインを選んでおけば間違いありません。
赤ワインは万能で、どのタイプのチーズにもほぼほぼ合います。
強いて合わせるのが難しいのは、最初に説明したクリーミーで子供が好むような軽めのチーズ。
この種のチーズは白ワインやスパークリングワインがおすすめですが、それ以外は赤ワインが合わないことは絶対にありません。
そもそもチーズは濃厚なものが多いですよね。
濃厚な味のものには、料理や食材にかかわらず赤ワインを合わせるのが基本です。
それほど、チーズとワインのマリアージュは絶対的なものなんです。
よほどのことがない限り、合わないなんてことはないので安心して味わってみてください。
料理とのマリアージュと一緒で、チーズとワインとの相性にも好みがあります。法則を押さえた上で、自分好みのマリアージュを探してみるのも、ワインの一つの楽しみ方となるはずです。
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